FinalCodeとはファイル・フォルダに対し閲覧者や、開封できる期間・回数、開封後に開封者が行える操作などの閲覧権限を設定して暗号化を行うことができ、これらの条件を満たす利用者のみがファイルの開封・閲覧(復号)を行うことができるソフト(クライアントアプリ)です。
暗号化形式には通常の暗号化形式(=ファイル閲覧時にソフトが必要)に加え、ブラウザビュー版の暗号化形式(=ファイル閲覧時のソフトは不要・ネットワーク接続のみ必要)の2つが選択できます。
ブラウザビュー版の暗号化形式を用いれば、学内外及び送付先の使用するPCのOSを問わず、情報漏洩対策を講じることが出来ます。
FinalCodeを使って、日々の業務における情報漏洩対策を入念に行いましょう。
用途
主に学外への情報流出を防ぐために使いましょう。
今までZIP形式(パスワード付き)ファイルにしてメール添付していたファイルは、FinalCodeで暗号化し、メールに添付して送付することをおすすめします。
更に、学内ユーザー同士でも関係者外秘である情報の流出を防ぐために使えます。
【例】
- 学生の個人情報が記載された関係者外秘の電子ファイルを(学内外問わず)送付する。
- 学外の業者に学生の個人情報が記載された電子ファイルを送付する。
- 関係者外秘の情報(例:入試問題)が記載された電子ファイルを学内でやりとりする。
- ユニット/チーム外秘、学部/学科外秘等の情報が記載されたファイルを一定期間保管しなければならず、保管期間内に発生しうる情報漏洩を防ぐ。
利用に当たっての注意事項
- FinalCodeクライアントアプリによる暗号化はWindowsOSのみ対応です。macOSには対応していません。
- FinalCodeで暗号化したファイルをMacOSユーザーに提供する場合は「ブラウザビューファイル形式」にて暗号化することを推奨しています。
- FinalCodeで暗号化したファイルを 学外ユーザーに提供する場合も「ブラウザビューファイル形式 」にて暗号化してください。
- FinalCodeを利用する際は、必ずインターネットに接続してください。
- FinalCodeを使ってファイル・フォルダを初めて暗号化する際は、以下のMJより利用申請をお願いいたします。
マニュアルは下記リンクの【説明資料】にてご案内しています。
明星学苑事務手続様式集(MJ)
様式番号:MJ-186
様式名:FinalCode利用申請
https://starnet.meisei-u.ac.jp/hibiki/BRDFrame.do?func=document_detail&binderId=10692&recordId=186